諏訪湖へ 立石公園で全景を撮る
先週、諏訪湖へ行ってきました。
お昼に一度立ち寄り、諏訪大社を全て回ってからもう一度行きました。
お昼に湖畔から撮った一枚。
残念なことに空が曇っていたため、あまり綺麗な写真が撮れませんでした。
ベンチで腰掛けて休憩していると、犬の散歩をする方や、カップルとすれ違いました。
立石公園へ
立石公園は標高938mの場所にある高台で、諏訪湖全体を一望することができます。
さらに周辺の街並みや北アルプスの山々、夕陽も一望できる有名な景観スポットで、「信州ふるさとの見える丘」に認定されているそうです。
また、諏訪湖が16年に公開された映画「君の名は」の舞台になっていることもあり、年間を通して多くの観光客が訪れているそうですね。
駐車場はありますが、15台ほど停められるやや小さめのスペース。
私以外にも県外ナンバーの車が停まっていました。
ここに来た時間は日の傾く16時30分。
せっかくなので日が沈み、夜になるまで待つことに。
この日は6月21日。調べたところ、完全に日が沈むのは19時過ぎということでした。
16時40分。
着いたときに撮った一枚。まだ空は明るいです。
幸いにもこの時、雲が少しずつ晴れてきていました。
18時10分。
日が沈み始め、写真を撮りに人が集まってきました。
18時40分。
空が徐々に茜色に染まり始め、日が雲の向こうに隠れていきます。
水色とオレンジ色のコントラストが綺麗です。
19時25分。
日が完全に雲に隠れてしまいました。
19時40分。
翌日は仕事だったため、ここで退散。雲が大きく出てきてしまいました。
なかなか綺麗な写真が撮れませんでしたが、日が沈み、諏訪湖の空の変化は圧巻でした。今度は雲一つない快晴の日を狙って、また写真を撮りに行きたいと思います。
立石公園
TEL:0266-52-4141
柿田川公園へ 柿田川湧水群
静岡に行く機会があったので、カメラを持って柿田川公園まで行ってきました。
柿田川公園は柿田川に隣接する公園で、清流の流れる木々の中を散策することができます。
柿田川とは
●「四万十川」「長良川」「柿田川」と日本三大清流に数えられる河川で、国の天然記念物に指定されている。
●場所は静岡県駿東郡。全長約1.2kmの日本一短い一級河川。
●富士山からの雪解け水で、一日120万tもの水が湧きだしている。
●日本の名水百選。
こちらが駐車場。駐車料金として200円かかりますが、ポストカードが貰えます。
公園内の散策には30分ほどかかりました。
柿田川公園の見どころは、何といっても綺麗な湧き間です。
第一展望台→第二展望台→船着き場と、湧き間は三つあります。
公園入口の噴水を楽しみつつ、まずは第一展望台へ向かいます。
第一展望台
こちらが第一展望台。
川の中から澄んだ水がこんこんと湧き出しています。
第二展望台
この穴は昔、紡績工場が井戸として使用していたそうです。
水が青く透き通っていて、宝石のように綺麗です。覗くと吸い込まれてしまいそう。
カメラを落とさないように気を付けながら、写真を撮りました。
そして最後の湧き間を目指し、木製の遊歩道、八つ橋を渡ります。
涼しくてとても気持ちよかったです。
途中に湧水広場があり、親子連れの方が中に入って遊んでいました。
ここは湧水に直接触れることができます。
船着き場
最後の湧き間、船着き場。
大小二つの湧き間があります。かつてこの地に戦国大名、北条氏康が築城した城があり、ここは船着き場として使われていたそうです。
この穴も第二展望台同様、紡績工場の井戸だったそうです。
八つ橋を進んでいくと、柿田川が眼前に現れます。
そのままぐるりと公園内を一周し、駐車場へと戻ります。
駐車場付近にはカフェやお土産屋、豆腐屋があります。
お洒落なカフェ。
豆腐屋で売っていた名物の豆腐アイスを頬張りながら、帰路につきました。
本当に濃厚な豆腐の味がしました(そのまんま)。ちなみに豆腐は柿田川の湧水を使って作られているそうです。
TEL:055-981-8224
太鼓谷稲成神社へ 日本五大稲荷を訪れる 過去探訪記②
※この神社に訪れたのは、29年3月1日です。
遡ること一年ちょっと前。私が中国地方に住んでいた頃。
津和野駅で下車し、歴史ある津和野の街を歩くこと十五分。
大きな鳥居が見えてきました。
鳥居を潜って更に進んでいくと、朱い鳥居が迎えてくれます。
ここから「太鼓谷稲成神社」へ参拝します。
太鼓谷稲成神社とは
●創建は安永2年(1773年)。
●名称の由来は、江戸時代に時刻を知らせる太鼓の音が鳴り響いた谷間であることから。
●日本五大稲荷(伏見稲荷大社・祐徳稲荷神社・竹駒神社・笠間稲荷神社・太鼓谷稲成神社)の一つに数えられる。
●御祭神はお稲荷さんこと宇迦之御魂命(うかのみたまのかみ)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)。
●「稲荷」ではなく「稲成」であるのは、「成」の字に願い事がよく叶う、願望成就・大願成就の意味が込められているといいます。
千本鳥居のトンネルへ
鳥居を潜ってすぐ、千本鳥居に囲まれた263段もの石段が姿を現しました。その鮮やかな美しさを楽しみながら、やや急な斜面に気を付けつつ登っていきます。
神門を潜っていざ境内へ
千本鳥居の石段を登り、眼前には立派な神門が現れます。
右手にある手水舎で清め、いざ境内へ。
境内は鳥居と同じく朱色に彩られています。朝に参拝したこともあり、人はまばらで物静かです。辺りは澄んだ神秘的な空気に満たされていました。
四ヶ所参りへ
ここからは
元宮 → 命婦社 → 新殿 → 新殿裏奉拝所 の順で回っていきます。
元宮
↓
命婦社
御祭神に、白狐神の命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)という稲荷神の神令使が祀られています。
↓
新殿
太鼓谷稲成神社の御利益は、五穀豊穣・産業発展・商売繁盛・開運厄除・福徳円満など。中でも最も強いとされるのは願望成就。
宇迦之御魂命・伊邪那岐尊の御前で、私も御利益を頂きます。
↓
新殿裏奉拝所
新殿の裏を回ったところにあります。
※写真はピントがずれてしまいました……
御朱印
太鼓谷稲成神社の御朱印はこんな感じです。
帰路へ
裏参道には駐車場があり、車で参拝することもできます。
車祓所があり、持参した車に交通安全のお祓いをしてもらうことも。
帰りは津和野の景観を楽しみつつ、帰路についたのでした。
太鼓谷稲成神社
住所:島根県鹿足郡津和野町後田409
TEL:0856-72-0219
武田神社へ 信玄公の跡地を訪れて 過去探訪記①
※この神社に訪れたのは、29年7月12日です。
山梨県といえば甲斐の国。甲斐の国といえば武田家。
武田神社とは
大正8年に武田信虎・信玄・勝頼の武田氏三代の居館「躑躅ヶ崎館・つつじがさきやかた」跡に建立されました。
御祭神は「武田信玄」。知らない人はいない、甲斐国の有名な戦国武将です。
手水舎で手を清め、いざ境内へ入ります。
厳かな空間が広がります。境内には当時からの堀や石垣が残っており、武田家の居館としての確かな雰囲気を感じることができます。
「勝運」のご利益を頂く
武田神社の御利益は「勝運」。
勝負事に勝つだけではなく、「人生そのもの」「自分自身」に勝つべく、拝殿でお祈りをします。
私も己に勝つべく、信玄公の前でお祈りをしてきました。
境内の名水・姫の井戸へ
さて、境内にはもう一つの見どころがあります。
拝殿の左脇を進んでいくと、小さな井戸が。
この「姫の井戸」は信玄公のご息女誕生の際、産湯として使われていたといいます。
お水を頂き、さらなる運気を吸収。
ペットボトルも売っているので、水を汲んで持ち帰ることもできました。
御朱印
御朱印はこんな感じ。軍配に「風林火山」の文字が刻まれています。
シンプルながらも格好いいですね。
武田神社は来年(2019年)、建立100周年を迎えます。
歴史好きの方はもちろん、この機会にぜひ訪れてみては如何でしょうか。
TEL:055-252-2069
河口浅間神社へ
河口湖からどんどん市街へ入って行って約五分ほど。
意外と近くにありました。
河口浅間神社
立派な鳥居を潜って参拝します。天気が良くて私のテンションも高いです。
人もまばらな境内。時間は午後の一時過ぎくらいです。
手水舎(写真は撮り忘れました)で清めてから拝殿へ。
大きな和太鼓が置いてあります。
ぐるりと一周。
境内には杉の巨木が立ち並んでいて、その中の7本はしめ縄を張った御神木で「七本杉」と呼ばれているとのこと。
( ゚Д゚) シラナカッタ……
何も下調べせずに行ったので、七本杉、完全に素通りしちゃってました……
これはもう、再訪し直すしかない……
さて、肝心の御朱印は……
こんな感じです。
浅間神社の文字の上に富士山の絵が描かれているのがいいですね。
今度来たときはちゃんと七本杉を撮ろうと誓いつつ、
帰路についたのでした。
河口浅間神社
TEL:0555-76-7186
気ままに本巡り① 毛布お化けと金曜日の階段
どうも。
Amazonで本を探していたら、名の知れた作者名と高い評価に惹かれて購入。仕事の休憩時間を使ってゆっくり読みました。
読書にかかった時間は大体1日30分×6日なので、ざっと3時間ほど。
けっこうかかってますな(´・ω・)
毛布おばけと金曜日の階段 (電撃文庫) | 橋本 紡, ヤスダ スズヒト |本 | 通販 | Amazon
作品名:毛布お化けと金曜日の階段
著者名:橋本紡
イラスト:ヤスダスズヒト
発売日:2002年12月25日
あらすじ
お姉ちゃんは毎週金曜日、階段の踊り場で“毛布おばけ”になる―。あたしとお姉ちゃんと、お姉ちゃんの彼氏の和人と、3人で過ごすこの金曜日は、あたしが“家族”という言葉を実感できる瞬間であった。父と母を失い、姉妹だけになってしまってから、家族という言葉は意味をなくした。でも、金曜日の階段は、あたしにとって至福の場所なのである―。高校生・未明の周りに起こる様々な出来事を綴ったハートウォーミング・ストーリー。
いつもと変わらない日常なのに、3人の世界はどこか壊れていて、その違和感を抱えたまま日々を送っている。
彼らは作中でこうなってしまった現状を解決しようともしないし、何か自分から行動を起こそうとすることもない。ただただ、己の青春を、いつも通りに過ごしているだけである。
背景は非常に暗いし、重い。だけど、そんな重苦しい雰囲気などは一切なく、ほんわかした文体で書かれる世界観は非常に明るく、ふわふわしている、といった印象。
Amazonレビューの引用の中に、
「救いようのないような、それでいて心地いいような金曜日の階段。人生のどん底はいつまでも続かないというような話」
とありますが、本当に一言で表すならそんな感じのお話です。
私ではいい感想が思い浮かばなかった(;´・ω・)
個人的に好きな箇所
- 大人の人は高校生のあたしたちを子ども扱いする。尊重してくれる人もいるけど、それはあくまでも目下の者に対する気遣いから、あえて尊重しているのだ。本当に、普通に、対等に話してくれる大人など滅多にいない。(みちのながてをくりたたね)
- かっこつけても。お洒落をしても。理屈をぶっても。結局のところ、人間は人間でしかない。その行動は欲望や感情に支配されている。喉が渇けば、泥水だって飲んでしまうのだ。(みちのながてをくりたたね)
- そういう金子さんの口調は、説教じみておらず、暑くも冷たくもなく、ただひたすら普通だった。まるで天気の話でもしてるかのような調子だった。そして、それゆえに、やたらとリアルだった。(花火の下、きみの微笑みを)
- 車両の中は暖かい春の風に満たされ、ぱんぱんになった。さくらの前髪が風に揺れ、丸いおでこが見えた。射し込む風がチラチラとそのおでこで揺れていた。今でも、あの光の眩しさを、あの風の暖かさを、はっきりと覚えている。(花火の下、きみの微笑みを)
- 正しくあることは難しい。正しさを維持することは、もっと難しい。ならば――。少しの歪みでバランスをとっているほうが、ずっと楽だし、安心できる。(缶コーヒーの行方)
知らなかった語彙
- 諦観(ていかん)…本質をはっきりと見極めること。諦め、悟って超然とすること。
- 袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)…道で人と袖を触れあうようなちょっとしたことでも、前世からの因縁によるものだ。袖すり合うも多生の縁。
- 門扉(もんぴ)…門の扉